所有権移転手続きに関して

マレーシアでは、お部屋の所有権は物件竣工/引渡し後もデベロッパーが保持しております。

竣工引渡し後、デベロッパーはマレーシア政府に対して所有者様への正式な所有権移転申請を行います。

その申請に政府より許可/承認が下りますと、所有者様にて権利移転手続きが開始可能となります。

その所有権利移転の手続きについて、簡単に手続きの流れと費用をご説明させていただきます。

目次

【手続きの流れ】

1.  弁護士より手続き費用の見積もりを取得

2.  弁護士にて書面作成

3.  物件所有者様にて書面へのご署名(第三者による代理署名不可)
※在日本マレーシア大使館にてご署名、もしくは来馬のうえ弁護士の面前でご署名

4. 弁護士にて関係各所への手続きを開始

5. 手続きが完了後、権利書の発行
※権利書の発行まで約半年~1年程時間を要します。

【費用の詳細】

① 印紙税
政府に対する税金となり物件購入価格を元に計算

② 所有権移転弁護士費用 (Perfection Of Transfer)
必要書類の作成や土地局への申請など所有権を移転する手続き費用

③ ローン/抵当権移転弁護士費用 (Perfection Of Charge)
必要書類の作成や抵当権を持つ銀行への手続き費
※物件購入時にマレーシアの銀行にてローンを組まれた方のみ

【留意点】

・本手続きはマレーシア政府より義務付けられたものとなっております。
手続きに期限は現状ございませんが、デベロッパーより基本的には速やかに実施いただくよう案内がされております。

・2024年から外国人に対しては購入価格に対し一律4%が課せられます。

 

 

関連記事:マレーシアでの不動産購入時の諸経費と購入後の維持費

 

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